ガスワン(サイサン)の都市ガスの口コミ・評判【都市ガス料金/セット割】

ガスワン(サイサン)がガス自由化に参入


 「ガスワン」でおなじみ、株式会社サイサンがガス自由化への参入を正式に表明しました。東京ガスのサポートを受けての参入となり、注目を集めています。そんなガスワンの動向を解説します。





なぜ東京ガスと組むのか


 ガスワンの都市ガス自由化への参入は、東京ガスとの提携によって実現しました。その背景にある事情を解説します。


両社の手薄な分野を補完できる


 東京ガスはこれまで、LPガス(プロパンガス)の販売が手薄でした。首都圏という巨大な市場の都市ガス供給を独占していたため、競争の激しいLPガス市場の開拓が疎かになっていました。


 しかし、電気・ガスの自由化を迎えて状況は一変。盤石だった都市ガス市場の状況にも変化が訪れようとしているタイミングで、都市ガス以外の分野へも積極的に挑戦する姿勢を見せています。


 そうした一連の流れの中で、2016年にはプロパンガス大手のアストモスエネルギーと提携。今回のサイサンとの提携も、プロパンガス強化に向けた一歩というわけです。


 一方、サイサンも「総合エネルギー企業」への変化を掲げ、従来の主力事業だったLPガスだけでなく、より幅広い分野への進出を模索していました。2016年には電力自由化にも参入しエネワンでんきを展開。ガス自由化への参入についても参入も模索していましたが、ガスの調達や保守点検などのハードルを超えるために提携先を探していました。


 そうした両社の思惑が一致したことで、今回の提携が実現したようです。


かねてから関係が深かった


 また、東京ガスとサイサンはかねてから関係の深い会社でした。


 埼玉県内で都市ガスの供給を行う鷺ノ宮ガスへの共同出資、また埼玉や神奈川で顧客サービスを行う東京ガスファーストエナジーへの共同出資などが行われていました。


供給エリアはどうなるのか


 詳細は今後詰めるとしているため、供給エリアなどの正式な発表はありません。


 注目すべき点は、最大市場である東京ガス供給エリアに進出出来るのかという点です。東京ガスと提携することで実現したガスワンの都市ガスへの参入ですが、最大市場である東京ガスの供給エリアに進出できないのであれば、参入の意義は大分薄れてしまいます。ガスワンのガス自由化参入の成否は、東京ガス供給エリアでも展開出来るのか、という点がまずスタートラインとなるでしょう。


 ですが、日本経済新聞(2月3日)や電気新聞(同日)の記事によれば、サイサンの供給エリアは埼玉県内・かつ東京ガスのエリア外となりそうです。東京ガスとの提携の効果が充分に発揮されるのか、注目していきたいところです。


ガス料金プランはどうなるのか


 都市ガスの原料となるLNGの調達量で、東京ガスグループの倍以上の規模を誇る東京電力陣営との価格競争には注目したいです。


電気とのセット割引に期待


 2016年から展開しているエネワンでんきとのセット割引の導入の可能性が高いでしょう。セットで契約することで、よりお得な料金で利用出来るようになります。




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