広告

意外とガスを使う食洗機の節ガス方法4選 | ガス代節約も

実は意外とガスを使っている食洗機。食洗機で「節ガス」する方法を分かりやすく解説します。

あなたの家の食洗機はガスを使っていますか?

私が直近暮らした新築住宅(戸建て、マンション)のビルトイン食洗機はいずれも、給湯器に繋がった水栓から給水をしていました。ハウスメーカーの現場監督から聞いた話では「お湯の方に繋ぐのが当たり前」とのことだったので、特にビルトイン食洗機の場合は給湯器から給水しているケースが多いようです。

一方、給湯器から給水していない(つまりガスを使わない)食洗機もあります。

見分け方としては、給湯器の電源を入れた状態で食洗機の運転を開始し、給湯器のリモコンの作動状況を確認するという方法があります。食洗機への給水時に給湯器が作動すれば、食洗機が給湯器側の水栓に接続されている(つまりガスを使う食洗機である)ことが分かります。

すぐできる食洗機の節ガス対策

それでは本題の、食洗機の節ガス対策の具体的な方法を紹介していきます。

給湯器の電源をオフにしてから食洗機を使う

給湯器のお湯から給水をした方が、食洗機のヒーターによる加温に使われる消費電力が減少します。運転時間も短くなります。

ですが現実的な問題として、給湯器から給水した水が「温かい」とは限らないという問題点があります。

私が実際に給湯器をオンにしたまま食洗機をスタートさせ、最初の給水が完了した時点で庫内に貯まった水を手で触れて確認したところ、水温はほぼ水道水そのものの温度であり、「お湯」と言える状況ではありませんでした。

シャワーを浴びる時を思い浮かべてください。住宅により異なると思いますが、概ね20秒前後にわたり水を出しっぱなしにしないとお湯にならないと思います。食洗機への給水は概ね15秒前後なので、お湯になる頃にちょうど給水が終わるため、庫内に注がれるのはお湯ではなく常温の水道水です。

給水は洗い運転後、すすぎ運転に入る際にも行われますが、その頃には洗い開始時に給湯器から出て給水管の中に溜まっていた「お湯」の温度は大きく下がっており、やはり食洗機にお湯が注がれる可能性は低いと言えます。

したがって、基本的には食洗機を使う前に給湯器の電源をオフにした方が節ガス、省エネになると考えられます。

「お湯」の使用終了直後に運転をスタートさせる

我が家では家族全員の入浴が終了し、給湯器の電源をオフにした直後に食洗機の運転をスタートするようにしています。そうすることで、給湯器で作られ給水管の中に残った温かい状態のお湯が食洗機庫内に注がれます。

実際に庫内に注水された水を触って確かめたところ、お湯といえる程ではないものの、ぬるい温度になっていることを確認することが出来ました。

常温の水道水よりも高い温度の水が注水されるため、食洗機での消費電力量も節約出来ます。

食洗機のスタートは入浴後、あるいはお湯での食器手洗い完了直後に、給湯器の電源をオフにした状態で開始するのがおすすめです。

冷暖房を使う時期の注意点

食洗機は乾燥運転時に本体から高温多湿の排気が長時間にわたり出ます。冷房を使用している時期は、せっかくエアコンで下げた室温が食洗機の排気により暖まり、エアコンの消費電力を増やすことになります。基本的にはエアコンを使わない時間帯に食洗機を使うのがおすすめです。

一方、冬の時期は食洗機の排気が部屋を暖めるため、部屋に家族がいる時間帯に食洗機をスタートさせた方が省エネ・節ガスとなる可能性があります。

使用回数を減らす

使用回数を減らすことでも節ガス・節電になることは言うまでもありませんが、必要だから使っているのであって、削減するのは難しい部分があるかと思います。出来るだけ「まとめ洗い」を心がけてみてください。

ワンプレートにしてお皿の枚数を減らす、あるいは小皿スペースに空きがあるのであれば小皿を増やすなどお皿の使い方を見直すことで食洗機の使用回数を減らすことが出来る場合もあるので、工夫してみてください。

ガス会社を乗り換えるとガス代の節約になる

ガス会社を乗り換え、割安な料金プランに切り替えることでガス代を節約することが出来ます。当サイトでは以下の記事でガス会社の料金プラン比較を行っています。

ガス会社の料金比較