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お風呂のガス消費を徹底的に削減する節ガス対策8選

お風呂場でのガス消費量を削減する節ガス対策を紹介します。

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お風呂の節ガス対策

給湯器の設定温度を下げる

同じ量のお湯を使っても、設定温度の違いによってガスの消費量に大きな差が生じます。

給湯器の設定温度を40度から38度に下げ、1日2回手を洗った場合、年間で13.56m3の節ガスになる(第二版家庭の省エネ大辞典)とされており、更に大量のお湯を使用するお風呂での節ガス効果は遥かに大きなものとなるでしょう。

湯船に張る湯量を減らす

大量のお湯に浸かった方が体がよく温まって気持ちが良いですが、節ガスを心がけるのであれば湯船に張る湯量を減らしてみるのがおすすめです。

一般的な家庭用の浴槽(ファミリー向け住宅)は満タンで240L程度です。湯量を一段階減らすだけでも、2Lペットボトル数本分以上になり、その分ガスの消費量も削減することが出来ます。

節水シャワーヘッドを使う

シャワーヘッドを節水型のものに取り替えることで、節水・節ガスが可能です。商品によって異なりますが、数十%程度の節約になるとされています。35%の節水となった場合、水道代とガス代で年間15700円の節約になります(LIXIL調査)

工具は特に必要無い場合が多いですし、退去時に元に戻せば賃貸住宅でも問題にはなりません(破損や部品の紛失には注意) 価格も数千円程度とお手頃で、一定期間使えば十分元が取れる商品です。

保温シートを使う

同居人がいる場合、入浴するタイミングが合わずお風呂のお湯を保温し続ける場合があると思います。そのような時に役に立つのが保温シートです。

お風呂のお湯の上に浮かべることで、湯船から熱が逃げていくことを防ぐことが出来る商品です。価格も数百円程度から購入出来ますし、カビが生えるなどしたらすぐに捨てることが出来ます。

競技用の温水プールなどでは、プールを利用しない時はこのような保温シートを水面に張って省エネ対策を行っているところが多いです。スイミングスクールのプールの場合、シートを張ることで燃料代を月に10万円以上削減出来る場合もあるそうです。

ユニットバスの場合、保温シートと同じ役割を果たす「風呂ふた」が付属していることが多いのでこれを活用するのもおすすめです。

間隔を開けずに家族で交代に入る

同居人がいる場合、間隔を開けずに次々と入浴することで節ガスが可能です。

まず湯船のお湯の保温時間が短くなるため、保温のために使われるガスを削減出来ます。

また、シャワーがお湯になるまでの間にもガスを消費します。給水管の中のお湯の温度が下がる前に次の人がシャワーを浴びることで、お湯になるまでの間に使われるガスの消費量を削減することが出来ます。

給湯器早切り

シャワーを浴び始める際、お湯が出てくるまでに10秒20秒と時間が掛かります。一方、給湯器の電源を切った後もしばらくはシャワーからお湯が出ます。給湯器からシャワーのノズルに至るまでの間の給湯管の中にお湯が溜まっているためです。

シャワーを浴び終える際、給湯器の電源を早めに切ることで節ガス効果が期待できます。我が家では15秒程度、以前暮らしていた住宅でも10秒以上はお湯を使うことが出来ていました。上級者ワザなので練習が必要です。

入浴前は手桶でお湯を浴びる

湯船に浸かる習慣があり、また湯船に浸かった後に体を洗う方におすすめの方法です。

湯船に浸かる前にシャワーで軽く汗や汚れを落とすと思いますが、その際にシャワーを使わずに湯船のお湯を手桶ですくってお湯を浴びることで節ガスになります。シャワーを浴び始める際、お湯が出るまでに10秒20秒と時間が掛かりますが、その間も給湯器はガスを燃やし続けています。入浴前、そして入浴後に2回このロスを発生させてしまうのはもったいないです。1回に削減しましょう。1日1回削減することで、シャワーを出す時間を1ヶ月に7分半も削減出来ます(1回15秒として)

体と頭をまとめて流す

体と頭を洗う際、別々にシャワーで泡を流す人も多いと思います。ですが体と頭をまとめて一度にシャワーで流した方が節ガスになります。

例えば先に体をボディーソープなどで洗った後、体に泡をつけたまま次にシャンプーをし、最後にまとめてシャワーで流すという手順です。

髪を短く切る

髪が長いとシャンプーを洗い流す際に使うお湯の量が増えます。ガス不足が深刻な状況、あるいはガス料金を極限まで削減したい方は短い髪型にするのがおすすめです。シャンプーの量も削減出来ます。

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