ストエネのガス料金プランを解説
ストエネ(旧グランデータ)のガス料金プランのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
目次
ストエネってどんな会社?
まずはストエネについて説明します。
光通信系 グランデータから社名変更
ストエネは情報通信業を営む光通信グループの会社です。電気やガスの販売などを手掛けています。2018年の設立当初は「ひまわりでんき」という社名で、その後グランデータに社名を変更。更に2023年11月にストエネに社名変更しました。短期間の間に社名が二度も変わっています。
行政処分を受けたことも
ストエネはグランデータ時代の2023年に行政処分(業務改善勧告)を受けています。
2022年5月と12月に電気料金の算出方法の変更を行った際、契約者に対し変更内容を十分に説明しなかったことや、同社の委託先が他の電力会社のものに酷似した文言をバナー広告に使用していたことが問題視され、社内体制の改善などを勧告されています。
料金プランの解説
ガス料金はいくらお得になるの?
大手ガス会社の標準的なプランである「一般契約」からストエネに乗り換えた場合の、世帯人数ごとの試算を紹介します。(総務省「家計調査」から求めた平均使用量で試算)
お得率と年間節約額 | 1人 月17m3 |
月31m3 |
月39m3 |
月40m3 |
東京ガスのエリア Mプラン |
+18.7% +7249円 |
-2.1% -1267円 |
-1.7% -1267円 |
-1.7% -1267円 |
東邦ガスのエリア Mプラン |
+13.9% +7249円 |
-2.3% -1907円 |
-1.9% -1907円 |
-1.9% -1907円 |
大阪ガスのエリア Mプラン |
+25.3% +11329円 |
-2.3% -1638円 |
-1.9% -1638円 |
-1.9% -1638円 |
西部ガスのエリア Mプラン |
-2.2% -1360円 |
-1.9% -1874円 |
-1.6% -1874円 |
-1.5% -1874円 |
東京ガス・東邦ガス・大阪ガスの3エリアではガスの使用量が少ないと大手ガスよりもガス料金が高くなるので注意してください。
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西部ガスからの乗り換えシミュレーション
セット割引は?
契約時にクレジットカード払いで登録すると、初月のガス料金から最大1000円の割引の特典を受けられる場合があります。
供給エリアは?
東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガスのエリアに対応しています。
支払い方法は?
クレジットカード払いと口座振替払いなどに対応しています。
ストエネの評価
使用量が少ないと大手ガスより割高に
東京・東邦・大阪ガスの3エリアの「Mプラン」では、使用量が少ない場合に大手ガスよりもガス料金が高くなってしまいます。主に一人暮らし世帯が該当するので注意してください。大幅に割高なので一人暮らしの方にはメリットが無いと言えます。
料金水準は「高め」
2人以上世帯では大手ガスよりも割安になるものの、他の新規参入のガス会社と比較するとガス料金の水準は「高め」と評価できます。
最安水準のガス会社と比較すると、年間数千円以上割高です。