ガス会社の乗り換えに必要な初期費用は?
料金が下がってお得、だけど何万円もの初期費用がかかって回収には何年もかかる・・なんてことになったら、ガス会社を乗り換える人はほとんどいなくなってしまうでしょう。では、ガス会社の乗り換えには初期費用がいくらかかるのでしょうか。
かかる初期費用の一覧
内容 | 金額の目安 |
契約事務手数料 | ほとんど無料 |
これだけ? と思った人も多いでしょう。
乗り換えにあたっては特に工事も必要ない(詳細:乗り換えに工事は必要?)ですから、そんなもんです。電力自由化の時もそうでしたが、契約事務手数料が無料の会社も多いですし、普段は有料でもキャンペーンで0円になるケースも多くありそうです。
結果として、トータル0円で乗り換えが出来るケースが多いでしょう。
詐欺にご用心!
都市ガス自由化のスタートにあわせて、「便乗詐欺」が必ず発生します。乗り換えには高額な初期費用が必要だとか、高額な入会金を払えば格安でガスを使えるようになる・・といった手口が予想できます。
上で説明したとおり、ガス自由化でガス会社を乗り換えるにあたって高額な初期費用が掛かることはありません。もしそうした話を持ちかけられた場合は、お近くの消費生活センターや国民生活センターなどに問い合わせてください
ガス漏れ警報器は義務でない場合も
ガスの開栓工事や定期点検の時に「ガス漏れ警報器」の設置を勧められるケースがあります。あたかも設置が義務であるかのような説明をしてくる「悪質な」業者も多いですが、ガス漏れ警報器の設置は一般家庭では義務ではないことも多いのでご注意ください(※設置義務がある場合もあるので必ずご確認を)
私は京都市内に引っ越してガスを開栓する時に、上手く言いくるめられて「ガス漏れ警報器」を設置しましたが、後から詳しく調べると設置義務が無かったので、今でも怒り心頭です。右も左も分からない学生を騙して、毎月数百円のリース契約を結ばせたあの業者が許せません。
設置を勧められた場合は、それが義務なのか何度も確認してください。義務だと言われた場合でも、念には念を入れて後でじっくり調べましょう。もし義務でないことが判明した場合は、クーリングオフで契約解除してください。
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