TOKAI都市ガスの口コミ・評判 | メリットとデメリット両面を解説

TOKAI都市ガスのメリット・デメリット

　東海地方でプロパンガスやケーブルテレビなど、生活インフラを手掛けるTOKAIが都市ガスにも参入しました。東邦ガスや中部電力など他社のサービスと比較しながら、メリット・デメリットを解説します。

　まずはTOKAI都市ガスについて説明します。

　TOKAIグループはこれまでにも電力自由化などで東京電力グループと提携して関係を深めていましたが、都市ガスについては東電と共同でT&Tエナジーという会社を設立して東海地方で都市ガスの供給を開始しました。

　中部電力や東京電力もそうですが、電力会社は発電用の燃料としてLNG（液化天然ガス）を大量に取り扱っています。LNGは都市ガスの主原料としても使われるため、電力会社がこぞって都市ガスに参入しています。

　大手ガス会社の標準的なプランである「一般契約」からTOKAI都市ガスに乗り換えた場合の、世帯人数ごとの試算を紹介します。（総務省「家計調査」から求めた平均使用量で試算　原料費調整を含めず原料費調整の推移によっては結果が変わる場合もあります）

　TOKAIでんきとセット契約にすることで月200円の割引があります。「電気セット契約」の試算にはセット割を含めています。

　2023年5月分から料金改定を行いますが、上記の試算条件では料金に変化はありません。ガスの使用量が非常に少ない場合は、以前よりも値上がりとなります。一般家庭では特に影響は無いでしょう。

　東邦ガスの都市ガス供給エリアに対応しています。

　Visa、MasterCardのクレジットカード払いに対応しています。

　解約違約金などは発生しません。

　TOKAI都市ガスは東邦ガスエリアに参入している都市ガス会社の中では「平均的」と言える料金水準です。東邦ガスと比べて割安な料金設定ですが、新規参入で最も有力なプレイヤーである中部電力あるいは割安な料金で知られるエルピオ都市ガスと比べると見劣りする料金水準です。

　以前は電気・ガスのセット契約で「1人暮らし世帯」の平均使用量では中京圏最安水準でしたが、TOKAIでんきには燃料費調整に上限が無いことで電気代が高騰、また値上げを行ったことでこの条件が成立しなくなってしまいました。他社の電気・ガスセット契約も同様に電気代が高騰しておりメリットが無くなっています。