【ガス自由化】岩手県のガス会社の比較

岩手県のガス自由化の現状は？

岩手県のガス料金比較　ガス会社を自由に選べるガス自由化ですが、岩手県にはその恩恵が及んでいないと言える現状があります。最新情報を解説します。

　岩手県内のガス自由化の現状を解説します。

　ガス会社を各家庭や店舗などで自由に選んで乗り換え出来るようになったのが2017年の「ガス自由化」ですが、2023年時点において岩手県内ではガス会社を乗り換えることが出来ない状況が続いています。

　というのもガス自由化から年数が経過しているにも関わらず、岩手県内に新規参入したガス会社が無いため、乗り換え先となる選択肢が登場していません。県内には盛岡ガス、釜石ガス、水沢ガス、一関ガス、花巻ガスなどの中小のガス会社が点在していますが、いずれの地域にも新規参入はありません。

　これは岩手県内に限った話ではなく、東北全域で同様の状況です。

プロパンガス

　プロパンガスは1996年に自由化されており、岩手県内の多くの地域に参入企業があります。切り替えで年間5万円以上安くなる場合もあるので、まずは見積もりを取ってみてください。

　なお、賃貸にお住まいの場合は切り替えが出来ません。正確には大家さんと交渉すれば切り替えられますが、難しい場合が多いです。

　電気だけで契約できる、電気代が安い新電力会社を446社から厳選して世帯人数別に紹介します。

　現在燃料価格が高騰しているため、燃料価格の変動を電気代に転嫁する「燃料費調整額」に上限が無い料金プランは東北電力の従量電灯Bよりも電気代が高くなる場合があります。必ず燃料費調整に上限がある料金プランを選んでください（東北電力の従量電灯Bは燃料費調整に上限あり、新電力は上限が無いものが多い）

　燃料費調整に上限がある料金プランは非常に限られていますが、その中でも東北電力エリアではコスモでんきが上限を維持しており、東北電力の従量電灯Bよりも料金が安いです。世帯人数別の平均使用量で東北電力の従量電灯Bと料金を比較します。

　いずれも燃料費調整に上限がある料金プランです。初期費用や解約違約金の発生もありません。20A以下での契約の場合、現在わざわざ契約するメリットがある新電力は無いので東北電力の従量電灯Bをおすすめします。