ニチガスの都市ガスの口コミ・評判【ガス料金/セット割】

ニチガスがガス自由化に参入


 プロパンガス大手で、かねてから東京電力と関係を深めてきたニチガス。2018年にはついに東電と資本提携を結び、その関係をより一層深めています。


 出川哲朗さんが出演する「ニチガス・ニ・スルーノ三世」というCMを目にした人も多いと思いますが、本当に「ニチガスにするのは賛成」と言える内容なのか、詳しく解説していきます。




供給エリアは?


 東京ガスの供給エリアを中心とした、1都6県に対応しています。


 東京ガスのエリアの他にも、東部ガス、栃木ガス、鷺宮ガス、野田ガス、武陽ガス、角栄ガス、館林ガスのエリアにも対応しています。地域ごとに料金が異なるので注意してください。


ガス料金は?


 公式サイトでは料金表がとても分かりづらい場所に掲載されているため、まずは料金表をからご紹介します(東京ガスエリアのもの)


0〜5m3 5〜20m3 20〜80m3 80〜200m3 200〜500m3 500〜800m3 800m3〜
ニチガス 基本料金 1458円 780.84円 1057.97円 1222.13円 1837.73円 5941.73円 11687.33円
単位料金 0円 135.53円 121.68円 119.62円 116.55円 108.34円 101.16円
東京ガス 基本料金 745.2円 1036.8円 1209.6円 1857.6円 6177.6円 12225.6円
単位料金 142.66円 128.08円 125.92円 122.68円 114.04円 106.48円

 ガス料金は毎月の使用量に応じて、適用される基本料金と単位料金(使用量に掛ける単価)が毎月変わります。基本料金+単位料金×使用量という計算式で料金を求めてください。


東京ガスと比較したお得率


お得率と年間節約額 1人
月17m3
2人
月31m3
3人
月39m3
4人
月40m3
ニチガス
ガスのみ
-2.7%
-1027円
-3.5%
-2127円
-3.8%
-2741円
-3.8%
-2818円
ニチガス
電気とセット
-5.9%
-2227円
-5.5%
-3327円
-5.4%
-3941円
-5.4%
-4018円

 標準的な使用量(月33立米:東ガスなら5263円)の世帯が東京ガスの「一般契約」プランからニチガスの「プレミアム5+」プランに乗り換えた場合、お得率は-3.61%で、年間2280円安くなるという計算になりました。


 全ての使用量でレモンガスの方がお得です。


 公式サイトには「5%off」と書いてありますが、5%オフなのはガスの従量単価だけで、一般家庭の使用量に適用される「基本料金」はむしろ東京ガスより割高です。したがって、消費者が毎月支払うガス料金が「5%オフ」になることはありません。


2018年4月8日閲覧

ニチガス公式サイトより 2018年4月8日閲覧

 消費者に誤解を植え付けるような宣伝の仕方には問題があると思います。エネ庁さん、ちゃんと指導してください。


スイッチングキャンペーン


 初月のガス料金請求額から2000円引きになるキャンペーンを実施しています。


 この割引を計算にいれると、1年目のお得率は6.8%引き(月33m3の場合)となります。


セット割引


セット割対象サービス 詳細 割引額
電気とセット契約 東電の電気とセット契約 毎月100円引き
(年間1200円)
ビットコイン割引 ビットコインで支払うと割引 毎月100円引き
(年間1200円)
宅配水 アクアクララ 新規契約のみ適用 毎月300円引き
(年間3600円)
ニチガス光 ネット回線とセット契約 毎月300円引き
(年間3600円)

 電気とのセット割引は、多くのご家庭が利用している東京電力の「従量電灯」プランとはセット契約できません。プレミアムプラン、もしくはスタンダードプランが対象なので、電気・ガスともに新たに手続きが必要になります。
 電気代は現在の従量電灯プランとほぼ変わらず、ガス代のみ安くなるというイメージです。


 ガス代の値引きは無いものの、電気代が大幅に安くなる東京ガスのセット契約の方が、トータルで見て断然お得です。3人暮らしの場合、年間1万円程度のコスト削減になるので、ニチガス・東電と比べて6千円程度お得です。




ニチガスのデメリットは?


 ニチガスとの契約で注意すべき点を紹介します。


一人暮らし世帯では割高になる可能性も


 月間5m3以上使うと、東京ガスよりお得です。
 しかし、それを下回ると割高になります。


ニチガスは使用量によっては割高になる


 ふつうに暮らしている場合は特に心配する必要はありませんが、ガスの使用量が極端に少ない一人暮らし世帯の方は注意してください。出張が多くて家を開けがちとか、そうした特別な事情があると5m3を下回ると思います。


「選択約款」で契約している場合も要注意


 現在、東京ガスで「選択約款」と呼ばれるプランで契約している場合は、ニチガスへの乗り換えで割高になる可能性があります。


 ガスファンヒーター、ガス式の床暖房、エコウィル、エネファームを設置しているご家庭では、こうした選択約款のプランを契約している可能性があります。検針票の「ご契約種別」の欄に「一般契約」と書かれていない場合は、より慎重に乗り換えを検討してください。


切り替え件数は?


 2018年3月末時点の契約数は11万件です。
 2017年は目標を大きく下振れしていたものの、積極的な営業攻勢により件数を伸ばしているようです。




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