関電ガスの口コミ・評判【料金/セット割】

関電ガスを詳しく解説します!


 大阪ガスと激しい競争をしている関西電力。そんな関電が大阪ガスを倒すべく送り出した「関電ガス」を詳しく解説します!





料金プランの解説


 まずは関電ガスの料金プランを、大阪ガスと比較しながら解説します。


なっトクプラン


 使用量に関係なく、大阪ガスの一般料金よりも割安な料金を実現しています。


お得率と年間節約額 1人
月17m3
2人
月31m3
3人
月39m3
4人
月40m3
関電ガス
ガスのみ
-7.7%
-3710円
-7.9%
-6040円
-7.9%
-7270円
-7.9%
-7427円
関電ガス
ガス・電気セット
-10.5%
-5050円
-10.7%
-8164円
-10.7%
-9827円
-10.7%
-10034円

 早期申込割引「1%引き」を含めた試算です。
 2019年4月分までの適用なので、それ以降は1%高くなります。


 早期申込割引無しの場合、標準的な使用量(月33立米:大ガスなら6667.39円)でガス単独の契約ではお得率は-7.0%で、年間5603円安くなるという計算になりました(大ガスと同額の原料費調整は除いて計算)


 使用量が極端に少ない場合でも、大阪ガスの一般契約よりもお得な料金を実現しています。ファミリー世帯はもちろん、一人暮らし世帯でも安心して契約できます。


 なお、現在契約しているプランによっては、乗り換えることで割高になるケースもあるのでご注意ください。


セット割引


 関電ガスは関電の電気とのセット契約でお得になる「セット割」があります。
 セット割を適用することで、毎月のガス代が更に3%オフになります。


 なお、この割引は関電グループであるケイ・オプティコムが提供しているeo電気にも適用されます。今のところeo光など他のサービスとのセット割引は発表されていません。


 ちなみに、この記事の後半で紹介しますが、セット割引を使わずにガスは関電ガス・電気は新電力という組み合わせが圧倒的に安いです。


早期申込割引


 2018年1月31日までの申込みで、更に1%の割引が適用されます。


 割引が適用されるのは2019年4月分の料金までとなっているので、2017年4月のガス自由化スタートまでに申し込めば約2年間にわたってこの割引が適用されます。


ポイント還元


 関電のポイント、はぴeポイントが貯まります。
 1000円につき5ポイントなので、ポイント還元率は約0.05%です。


 貯まったポイントは楽天ポイントやPonta、nanaco、WAONポイントなどに交換可能です。


関電ガス for au


 auユーザー向けのプランもあります。


関電ガス for au


 料金や割引は通常の関電ガスのプランと一緒で、au WALLET クレジットカードで支払うと、2%のポイント還元があります。


 関西電力の電気とのセット契約はできず、代わりにauでんきとのセット割(3%引き)があります(関電の電気とのセット割は無し)
 関電の電気を使っている場合は、for auでない関電ガスを契約しましょう。


 au WALLET クレジットカードを持っている人にはおすすめです。カードを持っていない場合は、auユーザーであってもわざわざ選ぶメリットは皆無です(WEBで申込みできないのも面倒)




供給エリアは?


 「関電ガス」公式サイトでの発表によれば、当初の供給エリアは大阪ガスの都市ガス供給エリアとなります。兵庫、大阪、京都、滋賀、和歌山、奈良の各県の一部に都市ガスを供給するとしています。


 また、関電の八木社長は日経新聞(2016年2月17日)のインタビューに対し、「首都圏への進出も検討している」と語っています。自由化開始当初は関西圏のみの参入となりますが、首都圏への参入も考えているようです。


関電ガスのデメリットは?


 ガスの安定供給や緊急時の対応といった面では、制度上厳しい制約と手厚い保護があるため、大阪ガスと何ら変わりない水準が期待出来ます。また、法律で定められているガス機器の点検や、故障・修理の対応についても、ガスの取扱経験が豊富な岩谷産業(カセットコンロで有名な会社)と共同で設立する関電ガスサポート株式会社が対応するとしています。


割高になるケースもある


 大阪ガスから関電ガスに乗り換えることで、料金が大幅に高くなるケースもあります。


エネファーム


 今のところ、関電ガスではエネファームやエコウィルといったガスを使った発電設備に対する割引プランや、ガス式の床暖房やファンヒーターに対する割引プランを用意していません。


 こうしたガス機器をお使いの世帯に向けて、大阪ガスは非常に割安な料金プランを設定しています。こうしたお得なプランを契約している場合は、関電ガスに乗り換えてしまうと割高になります。


 例えば大ガスの「GAS得プラン マイホーム発電料金」から関電ガスに乗り換えた場合、年間39136.8円の値上がりになります(月100立米で試算) 更に大ガスでは、ガスコンロがあれば2%引きなどの割引を提示しているので、関電ガスとの差は更に大きくなります。


 エコウィル、エネファーム、ガス式床暖房、ガス暖房などをお使いで、「選択約款」で契約している場合は注意してください。選択約款でも、「GAS得プラン エコジョーズ料金」からの乗り換えなら関電ガスの方が安くなる可能性があります。


ガス料金は魅力だが、電気料金は・・


 使用量が少なくても、大ガスよりお得になる点は魅力です。


 しかし、毎月ガス代の2倍を占める電気代に関しては、お得さという点で見劣りするというのが事実です。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
大ガスのガスと
関電の電気
4568円 7117円 11685円 -
電気・ガスともに大ガス 4568円 6903円 11471円 -214円
電気・ガスともに関電 4121円 7117円 11238円 -447円
関電のガスと
Looopでんき
4248円 6600円 10848円 -837円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは33立米、電気は300kWhで計算
早期申込割引を含まないため、上の比較表の試算とは異なります

 ガス・電気ともに標準的な使用量(だいたい2〜3人世帯です)で試算した結果が上の表です。


 ガスと電気ともに関電にまとめるよりも、ガスは関電・電気は新電力(Looopでんき)にそれぞれ切り替えた方が2倍近くお得であることが分かります。特に電気を月300kWh以上使う世帯では、上の試算よりも更に新電力がお得になります。


二人以上の世帯におすすめの電力会社


 2人以上の世帯におすすめなのはLooopでんきです。


Looopでんき


 関電の「従量電灯A」を利用している世帯の乗り換え先としては「最安」になる会社です。関西で人気のeo電気や大阪ガスと比べても圧倒的にお得で、2人世帯だと年間10708円の節約、4人世帯では19188円の節約になります(いずれも標準的な使用量で計算)


 2人暮らしの場合、ガスを関電・電気をLooopにすると年間でトータル16748円の節約になります。電気・ガスともに関電(セット契約)にした場合は8164円なので、節約額は2倍差です。


Looopでんき公式

一人暮らし世帯におすすめの電力会社


 一人暮らし世帯にはHTBエナジーがおすすめ。


HIS系のHTBエナジーが一人暮らしにおすすめ


 上で紹介したLooopでんきや、関西で人気の大阪ガス、eo電気などは使用量が少ない世帯では関電よりむしろ高くなります。


 しかしHTBのエナジーは使用量が少なくてもお得になる料金設定なので、安心して契約できます。一人暮らし世帯の平均的な使用量だと、年間1416円安くなります。ガスを関電に切り替えた分とあわせて年間5126円の節約になります。


 ただ、ガス・電気ともに関電の場合は年間5050円安くなる(セット割引適用)ので、差がわずかであることを考えると全部関電にまとめるのがのが一番ラクです。


HTBエナジーの公式サイトを見る

関電 VS 大ガス 全面対決の途中経過は


 全国的に盛り上がりに欠けるガス自由化。そんな中でも関西圏だけは他の地域とは違った盛り上がりを見せています。


 先に自由化された電力では、大ガスが関電から22万件を超える顧客を奪いました。一方、関電は2017年3月末時点で10万件のガス契約を大ガスから奪い返すことに成功。「電力自由化がスタートした際の大ガスの顧客とほぼ同数を取り返した(日本経済新聞 2017/4/1)」といい、初年度20万件という目標達成に向けて邁進しています。


 契約件数だけ見ると、大ガスと関電はいい戦いを繰り広げているようにも見えます。しかし、大手メディアは報じていませんが「売上高ベース」で見ると状況は一変します。


売上高ベースでは大ガスの圧勝


 同時期どうしの比較で、関電・大ガスともに奪い合った顧客の数はほぼ同数。しかし、売上高ベースで見ると、実は大ガスの圧勝です。


 総務省「家計調査」によれば、2人以上世帯の平均のガス代は月5337円(2014年度)
 一方、電気代は平均で9472円(2014年)と、2倍近い差があります。


 この差を考慮すると、失った電気の売上をガスで取り返すには、2倍の契約件数が必要ということになります。また、電気は使用量が多い(売上が大きい)顧客の流出が目立つ一方、ガスについては使用量が特に多い世帯(ガス床暖房などを使っている家庭)は「GAS得プラン」でガッチリ囲い込まれているため、動きが少ないはずです。乗り換えると割高になってしまいますから。




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