鳥取県のガス自由化の現状は?
ガス会社を自由に選べるガス自由化ですが、鳥取県にはその恩恵が及んでいないと言える現状があります。最新情報を解説します。
目次
ガス自由化でも「選べない」鳥取県
鳥取県内のガス自由化の現状を解説します。
自由化したのに新規参入が無い
鳥取県内には鳥取ガスと米子ガスの2社の都市ガス会社がありますが、いずれのエリアにも2024年現在、新規参入のガス会社がありません。したがって、ガス会社を乗り換えることが出来ない状況にあります。
全国には鳥取と同様に新規参入のガス会社が1社も無い地域が多く、中国地方全体で見ても新規参入が無い状況にあります。ガス自由化の恩恵は関東や関西など人口密集地域に限定されているという現状にあります。
プロパンガスを使っている場合は
プロパンガスは1996年に自由化されており、鳥取県内の多くの地域に参入企業があります。切り替えで年間5万円以上安くなる場合もあるので、まずは見積もりを取ってみてください。
なお、賃貸にお住まいの場合は切り替えが出来ません。正確には大家さんと交渉すれば切り替えられますが、難しい場合が多いです。
電気の切り替えもおすすめ
電気代が安い新電力を、449社から厳選して世帯人数別に紹介します。いずれも電気だけでも契約できるプランです。
1人暮らしで安いのは
1人暮らし世帯にはPontaでんきが最安水準です。中国電力の従量電灯A(標準メニュー)と料金を比較します。
エリア | 年間節約額 |
---|---|
1人暮らし 月170kWh |
-1800円 |
電気料金自体は中国電力の標準プランとほぼ同額(端数分、微妙に安い)で、毎月150円分のPontaポイントが付与されて「割引」になる料金体系です。年間で約1800円、中国電力の従量電灯Aより安いです。1・2人世帯では最安水準の料金プランです。
KDDI系の会社が運営しているので安心感という点でもおすすめです。解約違約金や初期費用もありません。料金高騰リスクがある市場連動型プランでもありません。
公式サイトからの新規申込みで2000円分のPontaポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。この割引は当サイトの試算には含めていません。Pontaでんき開通月の翌翌月までに特典ポイントが付与されます。
初期費用・解約金なし
2人以上世帯で安いのは
2人以上世帯の平均的な使用条件では、ミツウロコでんきの従量電灯Aが最安水準です。中国電力の従量電灯A(標準メニュー)と料金を比較します。
エリア | 年間節約額 |
---|---|
2人暮らし 月348kWh |
-6584円 |
3人暮らし 月391kWh |
-8297円 |
4人暮らし 月437kWh |
-10129円 |
解約違約金や初期費用もありません。ミツウロコでんきは1926年創業でガソリンスタンドやプロパンガスの販売を手掛けるミツウロコグループの電力部門です。