ニチガスと東京ガス、本当に安いのは?
電力・ガス自由化で最も多くの契約数を獲得している東京ガスに対し、ニチガスも巻き返しを狙ってお得なセット契約プランを2018年11月に導入しました。本当に安く使えるのはどちらなのか、モデルケースをもとに詳しくシミュレーションして結論を出します!
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ニチガスと東京ガスの比較
ニチガスと東京ガスを比較していきます。
ガス・電気セット契約ではどうか
電気・ガスのセット契約で利用した場合の料金シミュレーションを紹介します。
内容 | ガス料金 | 電気料金 | 月合計 | 月の差額 |
---|---|---|---|---|
東京ガスのガスと 東電の電気 |
5007円 | 9306円 | 14313円 | - |
電気・ガスともに東京ガス | 5007円 | 8573円 | 13580円 | -733円 |
電気・ガスともにニチガス | 4830円 | 8620円 | 13450円 | -863円 |
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWh:30Aで計算
総務省の「家計調査」という統計から求めた、2人暮らし世帯の「標準使用量」での試算です。
東京ガスよりもニチガスの方がわずかに安いと言える結果です。
結局お得なのはどっち?
上の試算ではニチガスの方が安い結果となりましたが、必ずしもそうならない場合もあります。
「ニチガスでんき」は毎月200kWh(東電の請求金額で6千円程度)までが一定額のため、それを下回ると東京ガスどころか東電よりも大幅に割高になることもあります。月の料金が6千円を下回る月がある場合は、東京ガスを選んだ方が無難です。
また、東京ガスについても使用量が多い世帯向けの「ずっとも電気1」プランを選ぶと、やはり月200kWh以下の使用量では東電よりも割高になります。使用量が少ない場合は、「1S(スマートセレクト)」を選んだ方がいいです。
まとめると、
電気代が月6千円を下回ることがある世帯
→東京ガスの「ずっとも電気1S(スマートセレクト)」プランと東京ガスのガス
電気代が月6千円を下回ることが無い世帯
→ニチガスの電気・ガスのセット契約
付帯サービスの比較
電気・ガスを契約することで、無料の付帯サービスが付きます。
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