いい部屋ガスの口コミ・評判

大東建託系の「いい部屋ガス」


 大手不動産会社「大東建託」の100%子会社であるガスパルが大東建託の賃貸住宅に向けて提供している「いい部屋ガス」にはどのようなメリット・デメリットがあるのか。他社の料金プランと比較しながら解説します。




料金プランとサービスの解説


 「いい部屋ガス」のサービスを詳しく解説します。


ガス料金はいくらお得になるの?


 各地域のガス会社の標準的な料金プランである「一般契約」との世帯人数ごとの平均使用量での料金比較です。


お得率と年間節約額 1人
月17m3
2人
月31m3
3人
月39m3
4人
月40m3
東京ガスのエリア -2.0%
-775円
-2.0%
-1224円
-2.0%
-1475円
-2.0%
-1506円
東邦ガスのエリア -2.0%
-1041円
-2.0%
-1639円
-2.0%
-1963円
-2.0%
-2004円
大阪ガスのエリア -2.0%
-895円
-2.0%
-1403円
-2.0%
-1680円
-2.0%
-1715円

 いずれの地域でも、大手ガス会社の標準的な料金プランと比較して「一律2%オフ」という料金設定です。新規参入のガス会社の中では見劣りする料金水準と言えます。


セット割引


 セット割引などは今のところ発表されていません。
 同じく大東建託系の大東エナジーが提供していた「いい部屋でんき」が縮小・撤退したためセット割引が成立しなくなっています。


申込方法は?


 大東建託のポータルサイトから申し込めます。


支払い方法


 大東建託の「おまとめ請求サービス」を利用して、家賃と一緒に支払うことになります。




供給エリアは?


 東京ガス、大阪ガス、東邦ガスのエリア内の大東建託管理物件に対応しています。


いい部屋ガスの評価


企業としての姿勢に疑問


 当初2017年11月からガスの販売を始めると発表していたガスパル。12月18日まで開始がずれ込んだのは、同じグループの大東エナジーの「事業縮小」と無関係ではないでしょう。


 大東エナジーは「いい部屋でんき」のサービス名で、大東建託管理物件で暮らす26万世帯の家庭に電気を供給していました。しかし、2017年11月に入り、九州や中部地方の契約者に対し「1ヶ月以内に他社に切り替えろ」という内容の文章を送付し始めました。


 撤退するのも無責任な話ですが、1ヶ月以内に何のフォローも無く「他社に切り替えろ」というのはあまりにも無責任過ぎる話で、怒りを禁じえません。


 そうした大混乱のさなか、同じ大東建託グループであるガスパルがガス自由化に参入するというのは、果たして消費者の支持を受けることが出来るのでしょうか。「同じ大東建託グループだが、別会社なので事業展開についての接点はない」と日経エネルギーの取材に答えたようですが・・


 ガスや電力は、生活に欠かすことの出来ない大切なライフラインです。大東建託という企業グループは、そんな大事なライフラインをあまりにも軽く見過ぎています。


ガスの調達元は不明


 自社で都市ガスの製造設備などを持たないガスパル。では供給するガスはどこから調達しているのか、という点にエネルギー業界関係者の注目が集まっています。


 東京電力・ニチガスが共同で設立した、ガス自由化への参入を支援する事業を行っている新会社との提携も無いとのことで、様々な憶測を呼んでいます。




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