HTBエナジーの都市ガスの口コミ・評判【都市ガス料金/セット割】

エイチ・アイ・エス系がガス自由化に参入


大手旅行代理店エイチ・アイ・エス系のHTBエナジーが都市ガス自由化への参入を発表しました。ガス自由化には大手電力会社の参入が相次いでいましたが、大手電力系以外では今回が初めての正式な参入表明となります。
 そんなHTBエナジーが提供する都市ガスの特徴を紹介していきます。



HTBエナジーってどんな会社?


 まずはHTBエナジーについて説明します。


H.I.S系のHTBエナジー  HTBエナジーは冒頭でも紹介したとおり、大手旅行代理店のエイチ・アイ・エス系のエネルギー企業です。主要な株主にはハウステンボスなどが名を連ねる他、エイチ・アイ・エスの創業者でもある澤田秀雄氏が会長を務めています。


 ガス自由化に先駆けて電力自由化に参入し、一般家庭や企業に向けて電力を供給しています。「電気代一律5%オフ」という分かりやすい料金プランを掲げて、1万6千件の契約を獲得しています。ちなみに、私が運営している「新電力比較サイト」では一番人気です。


本業ではないが本気を感じる経営方針


 旅行と電力・ガスは一見すると全く関係の無い分野です。よくよく考えても両者に全く関係はありません。何でもかんでも進出して節操がない、と思う人も多いでしょう。しかし、HTBエナジーはそんな批判を吹き飛ばすような壮大なビジョンを掲げています。


HTBエナジーが自社でLNG火力発電所を建設  HTBエナジーでは既に九州地方に自社の太陽光発電所(佐世保市)や地熱発電所(別府市)を保有しているのに加え、2018年秋からは10万KWh以上(一般家庭3万世帯分以上に相当)のLNG火力発電所の建設に着手します。他社や市場から電力を調達し、「転売」するだけの新電力が多い中、発電所建設だけでも200億円超という巨額投資を行っており、しっかりと腰を据えて事業を展開していこうという姿勢が見て取れます。


 また、発電所の建設にあわせて自前のLNGタンカーの購入する予定です(毎日新聞 2016年12月14日) ガス自由化では、設備や調達面の問題で従来からガスの取扱実績があった企業でないと参入が難しい状況がありますが、HTBエナジーは自社でこうした壁を突破しようとしています。エイチ・アイ・エスのベンチャースピリットがHTBエナジーにも息づいていると感じます。


ガス料金プランはどうなる?


 今のところガス料金プランに関する発表は一切ありませんが、電力分野では既存の電力会社よりも「一律5%オフ」という分かりやすい料金プランを掲げ、とりわけ他の新電力が相手にしていない使用量の少ない世帯や、参入企業の少ない地方のユーザーを惹き付けています。ガス自由化においても、電力と同様に分かりやすいプランの導入を期待したいです。


セット割の導入に期待


ガスと電気のセット割引  既に参入して多数の契約を獲得している「電力」とのセット割引プランの導入の可能性は高そうです。ガス料金は元々の金額が電気代と比べて小さいため、努力しても絞り出せる割引額は大きくありません。電力とセットで魅力的なプランを提示してくるのではないでしょうか。


 また、過去には電力の契約で「エイチ・アイ・エスの旅行代金が割引(1回限り)」というキャンペーンを実施していたこともあります。ガスでも同様のキャンペーンがあると、消費者の注目を集めやすいのではないでしょうか。


供給エリアは?


 正式な発表はありませんが、前出の毎日新聞の記事によれば発電所の建設予定は関東地方が有力だそうです。したがって、都市ガスの供給エリアも当初は関東地方になるのではないでしょうか。特に東京ガスの営業エリアへの参入が濃厚だと思います。


 また、過去には関西地方でもLNG火力発電所の建設を検討しているとの報道がありました。そうなれば関西地方での都市ガス供給も、将来的には視野に入ってくるでしょう。




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