関西電力の都市ガスの口コミ・評判【料金/セット割】

ガス自由化に参入した関西電力


 関西で電力事業を展開してきた関西電力。電力会社がガスを売る、と言われると意外かもしれませんが、関電はガス自由化に早い時期から参入し、着実に実績を積み上げてきました。大口顧客向けのガス販売は2000年から開始し、売上高が754億円(2014年)という大きな事業に育て上げています。新規参入のガス会社としては国内最大の販売量(大口向け)を持ち、都市ガスの会社としては国内4位の規模です。


 発電用に大量のガスを使用している関係で、ガスの輸入量は大阪ガスより関電の方が17%も多い(2014年度実績)です。この購買力を活かして魅力的な料金水準で都市ガス自由化に参入しました。



都市ガス自由化とは?

ガス自由化をわかりやすく解説します



ガス料金は?


 2016年12月27日に「関電ガス」の料金プランが発表されました。


なっトクプラン


 使用量に関係なく、大阪ガスよりも割安な料金を実現しています。


 私が計算したところ、大ガスと比較してのお得率は一律で4%(原料調整費を除く)でした。例えば平均的な使用量(月33立米:大ガスなら6667.39円)では、年間3200円安くなる計算です。使用量が少なくてもお得になるのは安心ですね。


セット割引


 上で紹介した「一律4%お得」は、都市ガスだけで関電と契約した場合です。関電ガスを契約する場合、ほとんどの世帯が関電の電気とセット契約することになるでしょう。その場合は、ガス料金が更に2%引きとなります。


 大ガスと比べてお得になった後の料金が2%引きなので、大ガスとの比較ではトータルで実質5.92%引きとなります。多くのご家庭ではこのお得率になるでしょう。


関連記事 → 「電気・ガス」セット割を選ぶ時に注意すべきポイント

 ちなみに、この割引は関電グループであるケイ・オプティコムが提供しているeo電気にも適用されます。今のところeo光など他のサービスとのセット割引は発表されていません。


早期申込割引


 2018年1月31日までの申込みで、更に1%の割引が適用されます。
 割引が適用されるのは2019年4月分の料金までとなっているので、2017年4月のガス自由化スタートまでに申し込めば約2年間にわたってこの割引が適用されます。


ポイント還元


 関電のポイント、はぴeポイントが貯まります。
 1000円につき5ポイントなので、ポイント還元率は約0.05%です。


 貯まったポイントは楽天ポイントやPonta、nanaco、WAONポイントなどに交換可能です。


供給エリアは?


 「関電ガス」公式サイトでの発表によれば、当初の供給エリアは大阪ガスの都市ガス供給エリアとなります。兵庫、大阪、京都、滋賀、和歌山、奈良の各県の一部に都市ガスを供給するとしています。


 また、関電の八木社長は日経新聞(2016年2月17日)のインタビューに対し、「首都圏への進出も検討している」と語っています。自由化開始当初は関西圏のみの参入となりますが、首都圏への参入も考えているようです(電力自由化で東電に「上客」をどんどん奪われていますからね)


関電ガスのデメリットは?


 ガスの安定供給や緊急時の対応といった面では、制度上厳しい制約と手厚い保護があるため、大阪ガスと何ら変わりない水準が期待出来ます。また、法律で定められているガス機器の点検や、故障・修理の対応についても、ガスの取扱経験が豊富な岩谷産業(カセットコンロで有名な会社)と共同で設立する関電ガスサポート株式会社が対応するとしています。


 その他、現時点で大きなデメリットや不安要素は特に見当たりません。


関電ガスの評価


 使用量が少なくても、大ガスよりお得になる点は魅力です。


 ただし、ガスと電気をセット契約にした場合でも年間のお得額は4736円(月33立米使用の場合)ですので、ガスは関電と契約して電気は電気で新電力と契約した方が断然お得です。平均的な電気使用量(月300kWh程度)のご家庭でも、新電力に切り替えるだけで年間1万円程度お得になります。


詳細記事 → 関西電力エリアの電力会社の電気料金比較



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