HTBエナジー「まじめなガス」【ガス自由化】

HTBエナジーの「まじめなガス」


H.I.S系のHTBエナジー


 大手旅行会社エイチ・アイ・エス系列の新電力会社、HTBエナジーがガス自由化に参入しました。サービス名は「まじめなガス」 メリット・デメリットを、東京ガスや他の新ガス会社と比較しながら解説します。



公式サイト(申込み)

HTBエナジーってどんな会社?


 まずはHTBエナジーについて説明します。


エイチ・アイ・エスの関連会社です


 HTBエナジーは冒頭でも紹介したとおり、大手旅行代理店のエイチ・アイ・エス系のエネルギー企業です。主要な株主にはハウステンボスなどが名を連ねる他、エイチ・アイ・エスの創業者でもある澤田秀雄氏が会長を務めています。


 ガス自由化に先駆けて電力自由化に参入し、一般家庭や企業に向けて電力を供給しています。26万件に電力を供給しています。


本業ではないが本気を感じる経営方針


 旅行と電力・ガスは一見すると全く関係の無い分野です。よくよく考えても両者に全く関係はありません。ですが、HTBエナジーは壮大なビジョンを掲げています。


HTBエナジーが自社でLNG火力発電所を建設


 HTBエナジーでは既に九州地方に自社の太陽光発電所(佐世保市)や地熱発電所(別府市)を保有していることに加え、LNG火力発電所の建設計画を発表したこともあります。


 他社や市場から電力を調達し、「転売」するだけの新電力が多い中、大規模な設備投資をしながら電力業界で地位を固めつつあります。


ガスは東電系が供給


 HTBエナジーのガスは東京電力とニチガスが設立した東京エナジーアライアンスが供給します。HTBエナジーは契約を取り次ぐ形で販売を行っています。


 ガス自由化は参入のハードルが非常に高く、他社と提携することで参入が実現したと言えます。


料金プランの解説


ガス料金はいくらお得になるの?


 大手ガス会社の標準的なプランである「一般契約」からHTBエナジー「まじめなガス」に乗り換えた場合の、世帯人数ごとの試算を紹介します。(総務省「家計調査」から求めた平均使用量で試算)


お得率と年間節約額 1人
月17m3
2人
月31m3
3人
月39m3
4人
月40m3
東京ガスのエリア
電気とセット
-6.2%
-2389円
-5.0%
-3062円
-4.7%
-3439円
-4.6%
-3486円
東邦ガスのエリア
電気とセット
-7.3%
-3804円
-6.5%
-5301円
-6.2%
-6113円
-6.2%
-6214円
大阪ガスのエリア
電気とセット
-4.7%
-2096円
-3.7%
-2606円
-3.4%
-2885円
-3.4%
-2920円

 ガス料金が大手ガスより安くなることに加え、電気とのセット割引が適用されることで割安になる料金体系です。


公式サイト(申込み)

セット割引は?


 HTBエナジーの電気とセット契約した場合、ガス料金から毎月100円安くなります。当サイトの試算にはセット割引を含めています(電気とセット契約でないとガスの契約が出来ないため)


 その他、HTBエナジーを利用するとエイチ・アイ・エスの旅行が割安な料金で申し込める特典などもあります。


供給エリアは?


 東京ガスの東京地区、東邦ガス、大阪ガスのエリアに対応しています。


支払い方法は?


 電気料金と一括して請求されます。
 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


公式サイト(申込み)

HTBエナジーのガスの評価


電気は安いが、ガスは・・


 HTBエナジーの「ウルトラプラン」「プライムプラン」は、主に2人以上世帯の平均使用量で「最安水準」と魅力的な料金プランです。


 一方、HTBエナジーのガスはガスの供給を他社(東京エナジーアライアンス)に依存していることもあり、電気ほど破壊力のある料金体系とは言えません。地域によっては、HTBエナジーの電気と他社のガスを組み合わせて契約した方がお得になるケースもあります。


 とはいえ、多くの条件で大手ガスや大手電力、あるいは他社の「電気ガスセットプラン」よりもトータルでHTBエナジーの方が安くなります。電気ガスをセット契約でまとめたい人にはおすすめです。


公式サイト(申込み)



関連記事


都市ガス自由化を知る

ガス会社の比較

エリア別料金比較

参入企業一覧