エルピオ都市ガスが京葉ガスのエリアに対応!
エルピオ都市ガスが京葉ガスのエリアで都市ガスの販売を開始しました。京葉ガスなど他のガス会社の料金プランと比べてどのようなメリット・デメリットがあるのか、分かりやすく解説します。
目次

エルピオ都市ガスってどんな会社?
まずはエルピオ都市ガスについて説明します。
地元、市川のガス会社です
エルピオは京葉ガスの地元、市川市に本社を置く企業です。1965年に設立され、主にプロパンガスの販売を手掛けてきました。
2020年に都市ガスの販売に参入、後発ながら2022年5月時点で3万件に都市ガスを供給している会社です。これまでは主に東京ガスのエリアで都市ガスを供給していました。
2023年2月から京葉ガスのエリアで販売開始
エルピオは2020年からお隣の東京ガスエリアで都市ガスの販売を行ってきましたが、2023年2月から京葉ガスのエリアでの販売をスタートすることを公式サイト上で発表しました。

料金プランの解説
ガス料金はいくらお得になるの?
京葉ガスの標準的なプランである「一般契約」からエルピオ都市ガスに乗り換えた場合の、世帯人数ごとの試算を紹介します。(総務省「家計調査」から求めた平均使用量で試算 原料費調整含めず 原料費調整の推移によっては一時的に割高になる場合があります)
お得率と年間節約額 | 1人 月17m3 |
月31m3 |
月39m3 |
月40m3 |
京葉ガスのエリア | -6.2% -2772円 |
-8.0% -5635円 |
-8.1% -6904円 |
-8.1% -7063円 |
2人以上世帯では京葉ガスエリアで最安水準の料金プランです。
供給エリアは?
市川市、松戸市、鎌ケ谷市、浦安市や船橋市、柏市などの一部を始めとする京葉ガスの都市ガス供給エリアに対応予定です。
支払い方法は?
既に対応しているエリアではクレジットカード払いと口座振替に対応しています。
最新のキャンペーン情報
2023年9月30日までに新規でエルピオ都市ガスを申し込むと、4千円分(東京・東邦・大阪ガスエリア)、もしくは3千円分(京葉ガスエリア)の値引きを受けられるキャンペーンを実施しています。
このキャッシュバック相当額は当サイトの試算には含めていません。値引きは11ヶ月後のガス料金から行われます(割引額に満たない場合は翌月に割引額が繰越し)

エルピオ都市ガスの評価
ガス代補助金対象
エルピオ都市ガスは他の多くのガス会社と同様に、政府が実施している「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の対象として採択されています。2023年2〜9月使用分まで、ガス料金が30円/立米割引になります。
京葉ガスの電気代が高騰中
京葉ガスは電気の販売を手掛けていますが、京葉ガスの電気は2023年1・2月現在電気代が高騰しており、大多数の一般家庭において東京電力の標準メニューである「従量電灯」より電気代が高くなっています。
電気料金の本体部分では東電より安くなる料金体系を採用していますが、燃料価格の変動に応じて増減する燃料費調整額が高騰しており、その影響で電気代が東電よりも高くなっています。東京ガスやENEOSでんき、auでんきなど他の新電力でも燃料費調整額の関係で電気代が高騰していますが、京葉ガスは燃料費調整額の計算方法を2022年10月分から「独自の計算方法」に変更しており、東京ガスやENEOSでんきと比べてもより一層電気代が高騰しています。
京葉ガスの電気を契約している方は、東京電力の従量電灯に切り替えるだけで電気代が1ヶ月に3000円近く削減できるので、直ちに東京電力に乗り換えることをおすすめします(2023年2月分燃料費調整単価、月300kWhでの概算)
