東京ガスと東日本ガスの比較

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東京ガスと東日本ガス、本当にお得なのは?


 ガス自由化にあわせて、東日本ガスのエリアでもガスと電気の販売を開始した東京ガス。そんな東京ガスと東日本ガスはどちらの方がお得なのか、世帯人数別のシミュレーションをもとに結論を出します。



電気・ガス料金のシミュレーション比較


 世帯人数別の平均使用量をもとに料金を試算します。


ガス料金の比較


 まずはガス料金を比較します。
 東日本ガスの標準的なプランである「一般契約」と比較して、東京ガスはいくら安いのか。世帯人数別の平均使用量で試算します(原料費調整を含めず 原料費調整の推移によっては結果が変わる場合もあります)


お得率と年間節約額 1人
月17m3
2人
月31m3
3人
月39m3
4人
月40m3
東京ガス
ガスのみ契約
-5.8%
-2990円
-6.0%
-4991円
-6.0%
-6015円
-6.0%
-6143円
東京ガス
電気とセット契約
-7.2%
-3715円
-7.4%
-6157円
-7.4%
-7425円
-7.4%
-7583円

 電気とセット契約にすることで、ガス料金に対して約1.5%分のポイントが付与されます。


 なお、東日本ガスのエリアには東京ガスの他にもガスワンも参入していますが、東京ガスの方が安いです。


東京ガスの電気の公式サイト

電気料金の比較


 続いて、電気料金を比較します。世帯人数別の平均的な使用条件をもとに、東京電力の標準的なプランである「従量電灯B」との料金差を計算しています。


 なお、東日本ガスは親会社であるニチガスの電気を販売しているため、ニチガスでんきの試算を掲載します。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
東京ガス
ずっとも電気1
20A契約不可 -7.8%
-8896円
-8.5%
-11331円
-9.1%
-13880円
東京ガス
ずっとも電気1S
-3.3%
-1682円
-5.6%
-6340円
-6.2%
-8269円
-6.7%
-10328円
ニチガスでんき 20A契約不可 -7.3%
-8312円
-8.1%
-10735円
-8.7%
-13274円

 注意点としては、ニチガスでんきは月200kWhを下回ると東電より割高、東京ガスの「ずっとも電気1」は月170kWhを下回るとやはり東電より割高となるため、一人暮らしにはおすすめできません。一人暮らしには東京ガスの「ずっとも電気1S」がおすすめです。


 電気料金としてはいずれの条件でも東京ガスの方が安いです。


東京ガスの電気の公式サイト ニチガス公式サイト

ガス・電気セット契約で安いのは


 ガス代、電気代ともに東京ガスの方が安いためセット契約では東日本ガスより東京ガスの方が安いという結論になります。


東京ガスの電気の公式サイト ニチガス公式サイト

更に安く出来る方法も


 セット契約では東京ガスの方が安いと結論づけましたが、電気代・ガス代を更に大幅に安く出来る方法があります。


ガスは東京ガス、電気は他社に切り替える


 ガスは東日本ガスから東京ガスに、電気は東京ガスではなく別の「安い新電力会社」にそれぞれ切り替えることで、光熱費の大幅な削減が可能です。


東京電力エリアの電気料金比較表

東京電力エリアの電気料金比較表

 特に電気の使用量が多い世帯では、東京ガスよりも更に大幅に安くなる電気料金プランがあります。4人世帯の平均使用量で試算した場合、東京ガスのセット契約よりも更に年間7千円お得になります。詳しくは以下の電気料金比較表を参考にしてください。


 ただし、一人暮らし世帯では東京ガスに全てまとめるのがおすすめです。一人暮らしの場合、東京ガスのプランは関東で最安値水準です。




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