ニチガスと日東エネルギー、ガス代が本当に安いのは?
ニチガスと日東エネルギー、ガス料金が安いのはどちらなのか。世帯人数ごとの平均使用量でのシミュレーション結果をもとに結論を出します。
目次
ニチガスと日東エネルギーの料金比較
ガス料金の比較 どちらが安い?
東京ガスの「一般契約」から切り替えた場合の、世帯人数別の平均使用量での試算をもとに料金比較を行います。
お得率と年間節約額 | 月17m3 |
月31m3 |
月39m3 |
月40m3 |
ニチガス | -2.7% -1045円 |
-3.5% -2170円 |
-3.8% -2797円 |
-3.8% -2876円 |
日東エネルギー エネ得プランTG |
-3.0% -1163円 |
-3.0% -1838円 |
-3.0% -2215円 |
-3.0% -2262円 |
エルピオ都市ガス スタンダード |
-3.9% -1529円 |
-4.7% -2895円 |
-4.8% -3515円 |
-4.8% -3593円 |
1人暮らしの場合は日東エネルギーが、2人以上世帯ではニチガスが安いです。いずれも各種割引は試算に含めていません。
またニチガス、日東エネルギーよりも安いガス会社もあるので、他社も含めて比較検討してください。
サービスの比較
料金以外のサービス内容や細かな条件を比較します。
ニチガス | 日東エネルギー | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 無し |
支払方法 | クレジットカード、口座振替 ビットコイン |
クレジットカード、口座振替 |
付帯サービス | 無し | 無し |
2社とも都市ガスでは特に付帯サービスなどは無く、サービス面では大きな差は無いと言えます。
ニチガスは一般的な口座振替、クレジットカード支払いに加えてビットコインでのガス料金支払いも可能です。ただしビットコインでの支払いを利用するにはビットフライヤーのウォレットが必要です。
両社の特徴をまとめます
最後に、両社の特徴をまとめます。
ニチガス
プロパンガス大手で都市ガスの販売も拡大中の会社です。
日東エネルギーと比較すると2人以上世帯の平均使用量で日東エネルギーよりガス料金が安いです。2人以上世帯ではニチガスを選んだほうがよいでしょう。
日東エネルギー
足立区に本社を置く、プロパンガスやスーパー(ベニースーパー)などを運営する企業グループです。都市ガスは東京電力とニチガスが設立した東京エナジーアライアンスから調達しています。
ニチガスと比較すると1人暮らし世帯の平均使用条件で、ニチガスよりも日東エネルギーの方がガス料金が安いです。1人暮らしの方は日東エネルギーを選ぶべき、という結論です。

まとめ
最後に2社の特徴や違いをまとめます。
- 1人暮らしは日東エネルギーが安い
- 2人以上世帯ではニチガスが安い
「一人暮らし」と「2人以上世帯」でガス料金の優劣が入れ替わります。一人暮らしの方は日東エネルギーを選んだ方がガス代が安くなりますし、2人以上世帯の方はニチガスが安いです。
付帯サービスの面で大きな差は無いので、この2社を比較する際は自宅の使用条件に応じて「安い方」を選んでください。
この2社より安いガス会社もあるので、他社とも比較してみてください。以下の記事の比較表で簡単に比較できます。