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- 文:管理人石井 2021年4月3日更新
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東京電力とくとくガスと楽天ガス、本当に安いのは?
東京電力とくとくガスと楽天ガス、ガス料金が安いのはどちらなのか。電気とのセット契約も含めて、世帯人数ごとの平均使用量でのシミュレーション結果をもとに結論を出します。
東京電力とくとくガスと楽天ガスの比較
東京電力とくとくガスと楽天ガスを比較していきます。
ガス料金プランの比較 どちらが安い?
大手ガスの「一般契約」から切り替えた場合の、世帯人数別の平均使用量での試算をもとに料金比較を行います。
電気料金の比較
各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較して、年間いくらお得になるのか。世帯人数ごとの平均使用量で試算した結果を紹介します。
お得率と年間節約額 |
1人 20A / 月170kWh |
2人 30A / 月348kWh |
3人 40A / 月391kWh |
4人 50A / 月437kWh |
東京電力 スタンダードS |
0円 |
0円 |
0円 |
0円 |
東京電力 スタンダードS |
+10419円 |
+21313円 |
+420円 |
-4392円 |
楽天でんき プランS |
調整中 料金試算で確認 |
調整中 料金試算で確認 |
調整中 料金試算で確認 |
調整中 料金試算で確認 |
電気料金に関しては、2人以上の世帯では楽天電気の方が明らかに安いです。
一人暮らしに関しては、楽天電気は30A以上でないと契約が出来ませんが、30A契約・月170kWhという条件で試算すると東電よりも安くなります。20A以下で契約している場合は東電、30A以上で契約している場合は楽天が安いです。
ガス・電気トータルでお得なのは?
電気代、ガス代トータルで安いのはどちらなのか、結論をまとめます。
↓エリア |
1人暮らし |
2人暮らし |
3人世帯 |
4人以上 |
東京電力・東京ガス |
東京電力 |
楽天 |
楽天 |
楽天 |
セット割引(東電の場合は月100円)を含めて試算すると、一人暮らしのみ東電のセット契約が安く、2人以上の世帯ではいずれも楽天電気・ガスの方が安い結果となります。
2人以上の世帯に関しては、楽天の方が大幅に安いと言える状況です。
サービス内容の比較
料金以外のサービス内容や細かな条件を比較します。
|
東京電力 |
楽天ガス |
初期費用 |
無し |
無し |
解約時の違約金 |
無し |
無し |
支払方法 |
クレジットカード、口座振替 |
クレジットカード |
付帯サービス |
かけつけサービス |
特に無し |
楽天は特に付帯サービスを提供していません。
東電は電気(自由化向けプラン)もしくはガスを契約すると、「かけつけサービス」が無料で使えます。水回り、電気設備、窓ガラス、鍵のトラブルの際に無料で応急対応を行うサービスです。セット契約でなくとも、ガスだけで契約しても付帯しています。
また、東京電力とくとくガスには設置・購入から10年以内のガス機器が故障した際に無料で修理をするガス機器修理サービスも付いています。
付帯サービスに関しては東電の方が圧倒的に優れていると評価できます。
両社の特徴をまとめます
最後に、両社の特徴をまとめます。
東京電力とくとくガス
一人暮らしの場合、楽天電気・ガスよりもセット契約でお得です。2人以上の世帯では料金面では見劣りします。
かけつけサービスやガス機器修理サービスなど、付帯サービスが充実している点は楽天電気・ガスと比べても、また他の新電力・ガス会社と比較しても大きく優れている点です。
楽天ガス
楽天グループの本社ビル
セット契約で見た場合、2人以上の世帯では東電よりもお得です。ガス料金では東電の方が安くなるケースが多いものの、電気は東電よりも大幅に安くなることが多いので、楽天電気と東京電力とくとくガスを組み合わせて契約するのもおすすめです。
なお、楽天ガスはガスだけで契約することが出来ません。電気とのセット契約が必要です(電気は電気だけで契約可能)
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