千葉県内のガス自由化の現状は?
ガス会社を自由に選べるようになったガス自由化ですが、千葉県内について言えば「地域によって異なる」現状があります。地域ごとに詳しく解説していきます。
目次
千葉県内でも地域によって異なる現状が
地域ごとにガス自由化の現状を紹介します。
ガス会社を乗り換えられるエリア
千葉県内でもガス会社を「乗り換えられる」エリアがあります。
エリア | 参入企業 |
---|---|
東京ガスのエリア | 参入多数 一覧・料金比較はこちら |
京葉ガスのエリア | ニチガスなど 一覧・料金比較はこちら |
野田ガスのエリア | ニチガス |
角栄ガスのエリア | ニチガス |
東日本ガスのエリア | ガスワン 東京ガス |
東京ガスのエリアには多数の新規参入があり、ある程度の選択肢があります。他のエリアについては新規参入が多くとも数社となっています。
- 料金プランの比較
東京ガスのエリア(関東)のガス料金比較
東京ガスからの乗り換えシミュレーション京葉ガスのエリアのガス料金比較
京葉ガスからの乗り換えシミュレーションニチガスの都市ガス料金プランの解説
詳しい解説はこちら東京ガスと東日本ガスの比較
東日本ガスエリア向けプランを詳しく解説
その他の地域は・・
同じ千葉県内でも、それ以外のガス会社のエリアでは、残念ながらガス会社を乗り換えることが出来ない現状があります。
ガス自由化でガス会社を自由に選べるようになったわけですが、上で挙げた「東京ガス・野田ガス・角栄ガス」などを除くエリアについては新規参入している会社が無いため、乗り換えの選択肢がありません。
東京ガスのエリアにはいくつかの企業が参入していますが、いずれの会社も「東京ガスのエリアのみ」対応しているところがほとんどです。
プロパンガスを使っている場合は
プロパンガスは1996年に自由化されており、千葉県内の多くの地域に参入企業があります。切り替えで年間5万円以上安くなる場合もあるので、まずは見積もりを取ってみてください。
なお、賃貸にお住まいの場合は切り替えが出来ません。正確には大家さんと交渉すれば切り替えられますが、難しい場合が多いです。
電気の切り替えもおすすめ
電気だけで契約できる、電気代が安い新電力会社を438社・5150プランから厳選して世帯人数別に紹介します。
一人暮らし世帯には
一人暮らしでは、CDエナジーが最安水準です。1人暮らしの平均使用量で東電の標準メニュー(従量電灯B)と料金を比較します。
条件 | 削減率・年間削減額 |
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1人暮らし 20A・月170kWh |
-3.3% -1692円 |
初期費用・解約違約金もありません。CDエナジーは大阪ガスと中部電力が共同で設立した新電力会社です。一人暮らしの平均使用量では「シングルでんき」ではなく「ベーシックでんき」というプランが安いのでこちらを選んでください。

2人暮らし世帯には
2人暮らしの世帯では、ENEOSでんきがおすすめです。2人世帯の平均使用量では関東で上位のお得な料金プランです。平均使用量で東電より年間7237円安いです(Vプランの場合)
条件 | 削減率・年間削減額 |
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2人暮らし 30A・月348kWh |
-6.4% -7237円 |
Vプランの場合、解約違約金・初期費用はありません。解約違約金がある2年契約の場合、更に安くなります。
公式サイトではなく電気チョイスから申し込むと3000円分のキャッシュバックがあります。

3人以上の世帯には
3人以上の世帯では、CDエナジーの「ファミリーでんき」がおすすめです。3人暮らしの平均使用量では東電より年間8936円、4人暮らしの平均使用量では年間12144円安い料金プランです。
条件 | 削減率・年間削減額 |
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3人暮らし 40A・月391kWh |
-6.7% -8936円 |
4人暮らし 50A・月437kWh |
-7.9% -12144円 |
初期費用・解約違約金の発生もありません。CDエナジーは中部電力と大阪ガスが50%ずつ出資して設立し、首都圏の顧客にエネルギー供給を行っている新電力会社です。
