ENEOS都市ガスと日東エネルギー、ガス代が本当に安いのは?
ENEOS都市ガスと日東エネルギー、ガス料金が安いのはどちらなのか。世帯人数ごとの平均使用量でのシミュレーション結果をもとに結論を出します。
目次
ENEOS都市ガスと日東エネルギーの料金比較
ガス料金の比較 どちらが安い?
東京ガスの「一般契約」から切り替えた場合の、世帯人数別の平均使用量での試算をもとに料金比較を行います。
お得率と年間節約額 | 月17m3 |
月31m3 |
月39m3 |
月40m3 |
ENEOS都市ガス 標準プラン |
-3.6% -1380円 |
-3.6% -2174円 |
-3.5% -2616円 |
-3.5% -2671円 |
日東エネルギー エネ得プランTG |
-3.0% -1163円 |
-3.0% -1838円 |
-3.0% -2215円 |
-3.0% -2262円 |
ガス料金はほぼ同水準ですが、V-POINT(旧T-POINT)のポイント還元が税抜き料金の約0.5%分付与されるENEOS都市ガスの方が若干安いです。試算にはポイント還元を含めており、料金差は概ねポイント還元分です。
サービスの比較
料金以外のサービス内容や細かな条件を比較します。
ENEOS都市ガス | 日東エネルギー | |
---|---|---|
初期費用 | 無し | 無し |
解約時の違約金 | 無し | 無し |
支払方法 | クレジットカード、口座振替 | クレジットカード、口座振替 |
付帯サービス | 無し | 無し |
2社とも特に付帯サービスなどはありません。
ENEOS都市ガスはガス料金をENEOSカード(クレジットカード)で支払うと、ガス料金が月100円安くなる特典があります。「ENEOSカード S」は年1回でも何かしらの支払いに利用すれば年会費が掛からないので、ENEOS都市ガスを契約してENEOSカードで払うのがおすすめです。ENEOSカード自体にも給油の割引特典(Sの場合、ガソリン・軽油が2円/L引き)がありますし、無料のロードサービスも付帯しているのでマイカーをお持ちの方におすすめのカードです(私も持っています)
両社の特徴をまとめます
最後に、両社の特徴をまとめます。
ENEOS都市ガス
ガソリン需要が減少していく中、電気がガスの販売にも力を入れ総合エネルギー企業へと変革中です。
割安なガス代にポイント還元を加えているのが特徴です。またENEOSカード(クレジットカード)でガス代を支払うと月100円の割引があり、お得感がより高まります。ポイント還元まで含めると日東エネルギーより頭一つ分くらい安いです。
この記事では詳しく触れませんが、床暖房用プランなどもあります。
日東エネルギー
足立区に本社を置く、プロパンガスやスーパー(ベニースーパー)などを運営する企業グループです。都市ガスは東京電力とニチガスが設立した東京エナジーアライアンスから調達しています。
ガス料金部分はENEOS都市ガスとほぼ差は無いものの、ポイント還元が無い分ENEOS都市ガスよりもやや高くなりますが差はわずかです。

まとめ
最後に2社の特徴や違いをまとめます。
- ENEOS都市ガスの方がやや安い
- ENEOSは自社カードで払うと更に割引も
ポイント還元を含めたガス料金は日東エネルギーよりENEOS都市ガスの方がわずかに安く、またENEOSカードで支払うと更に一段と安くなります。
この2社より安いガス会社もあるので、他社とも比較してみてください。以下の記事の比較表で簡単に比較できます。