【2022年秋】ガス料金を値上げする東京ガス
2022年秋から、東京ガスがガス料金を「実質値上げ」しています。値上げの詳細と、値上げへの対策をまとめます。
目次
ガス料金を実質値上げする東京ガス
ガス代値上げの詳細を解説します。
原料費調整を「値上げ」する
ガス料金にはガス料金本体部分(基本料金+従量料金)に加えて、原料費調整という項目があります。
予め決められた固定の単価によって計算される本体部分に対し、原料費調整は「燃料の輸入価格」に応じて毎月異なる単価と使用量によって計算されます。
この原料費調整について、東京ガスの一部プラン(最もベーシックな「一般料金」など)では上限が設けられており、この上限以上に原料費調整が上昇しないように設定されています。
東京ガスではこの原料費調整の「上限」を引き上げることで、ガス料金を実質値上げします。
値上げの理由は?
ロシアによるウクライナ侵攻や、金融緩和の影響などにより資源価格の高騰が続いています。都市ガスの原料である液化天然ガス(LNG)とLPG(液化石油ガス)の輸入価格も上昇していることに加え、急速な円安が更に追い打ちをかけて日本が輸入している燃料の価格が高騰しています。
こうした異常な燃料価格の高騰は短期間で収束する気配がありません。原料費調整の「上限」を低いまま維持した場合、東京ガスはコストを料金に転嫁することができず、業績に大きなダメージを受けることになります。
都市ガスの安定的な供給を維持するため、この上限を引き上げるというわけです。
値上げはいつから?
原料費調整の上限は2022年10月分から2023年3月分まで段階的に引き上げられていきます。
期間 | 上限 | 実際の燃料価格 | |
---|---|---|---|
2022年 | 10月 | 102,360円 | 110,940円 |
11月 | 113,120円 | 122,310円 | |
12月 | 123,880円 | 140,920円 | |
2023年 | 1月 | 134,640円 | 未定 |
2月 | 145,400円 | 未定 | |
3月 | 156,200円 | 未定 |
10月分で既に上限を突破しているため、原料費調整の上昇が続いていくことになります。
月に30m3のガスを使う一般家庭の場合、10月分のガス料金は前月と比べて289円、11月分は前月と比べて286円、12月分は前月と比べて289円高くなっています。
仮に2023年2月分まで上昇が続いた場合、2023年2月のガス料金は22年9月分と比べて月1400円程度の値上がりとなります。
なお、政府が2023年1〜9月分までガス料金に補助を行います。1m3あたり30円とされているので、この補助が出ている期間については値上がり分の8割前後はカバーできる(22年9月分よりもやや高くなる程度になる)と想定できます。
ガス料金本体部分、あるいは原料費調整の計算式に変更は無いので燃料価格が下がればまた以前の水準に戻る可能性もあります。
電気料金も値上がり中
電気料金にも、ガスの原料費調整と同じような「燃料費調整制度」というものがあります。燃料価格の上下に応じて電気代が変動します。
東京ガスを含め、多くの新電力は燃料費調整に上限が無いため電気代が高騰しています。東京電力の「従量電灯B・C」には上限があり、2022年10〜12月分の燃料費調整単価では大多数の一般家庭で東京電力の従量電灯が東京ガスの電気よりも安くなっています。
ガス料金を安くするには
上昇が続いている東京ガスのガス料金。ガス代を節約する方法を解説します。
東京ガスより安いガス会社に乗り換える
東京ガスよりも割安な料金プランを提供しているガス会社があります。例えばエルピオ都市ガスは東京ガスの「一般料金」と比べて4%前後安い料金単価に設定されており、加えて入会特典で割引もあります。
初期費用や解約違約金もありません。

「節ガス」も
ガスを使う量を減らすことでガス代を節約することが出来ます。「ムダ」を見直すことで、ガス代の値上がりを緩和することが出来ます。以下の記事で簡単に実行できる節ガス対策を紹介しているので、参考にしてください。
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